前月比1.5倍と2倍/対応がなかった日は1日だけ/支援が届きにくい世代:東京ゴールキーパー日記24/5/31〜6/30
SNS (https://x.com/dai46u )に投稿した、2024年5月31日~6月30日まで記録のまとめです。
この月は、日々の記録の投稿がほとんど残っていません。この記事は、6月3日の投稿(5月末の週末と5月の集計)と、7月2日の投稿(6月のふりかえり)をもとにしています。
5/31(金)〜6/2(日)
金曜から日曜の週末も、ひたすら都内を移動しながら面談と対応の連続でした。週末だけはコロナ禍の真っ最中並みの忙しさになってきています。

5月の集計が出ました
5月の緊急支援の件数の結果が出ました。新規の緊急宿泊数で前月比1.5倍、全体の支援対応では2倍という結果です。
雑感として、仕事と仕事の狭間で住まいを一時的に失った方、給与と給与の間を凌ぎきれずに力尽きて緊急支援につながる方が、非常に目立った月でした。
加えて、地方からほぼ蓄えがない状況で出てきた方、出ようとしている方にも、年始から毎月ずっとお会いしています。
いずれも20代から30代前半が多く、社会状況がある面で暗くなっていくなかで、職や地域を「移動」しつつ、なんとか出口を見つけようとされている流れだと感じています。
6月をふりかえって
6月の緊急支援の対応件数も、5月のほぼ1.5倍という状況で、4月・5月・6月と増加が止まりません。
チーム内で数字を共有するために記録を振り返ったのですが、対応がなかった日は1日のみでした。常に東奔西走している状況です。少数のコアメンバーでまわすのは、さすがに限界が近づいてきています。
傾向として、この月も目立つのは、地方や遠方から出てきたばかりで困窮される方々でした。「地元に仕事がない」「同居の親とうまくいかない(それが限界に来た)」といった理由で上京され、困窮ののちにご相談されるのですが、伺っていると背後に閉塞感を感じます。おそらく世が世なら、十分な上京資源を確保するための足場があったはずが、情勢が許さず、不安定なまま飛び出さざるを得ない。
私たちの仕組みは、都市のなか、あるいは都市間で移動する「不安定居住・不安定就労」にフォーカスした緊急支援網です。大別すると、
- 26歳〜39歳の後期若年層
- 40歳〜54歳の氷河期世代
がコアの層になります。それ以下もそれ以上もつながることがあり、実際に下限は16歳でした。
コロナ禍の終了後、「コロナの失業・求職支援」として支援があったこの2つの層への目配りは、かなり減った——あるいは消滅した——という実感があります。民間などの助成(社会的投資)の文脈でも、子ども・若者・女性・難民・高齢者へは進む一方、後期若年層と氷河期世代へは本当に少ないのが現状です。