1日4件ペース/世帯単位での相談が続く/新規利用30人超の75%が再連絡:東京ゴールキーパー日記25/2/1〜2/28
SNS (https://x.com/dai46u )に投稿した、2025年2月1日~2月28日まで記録のまとめです。
2/1(土)〜2/2(日)
2月最初の土日も、相談が押し寄せる状況が続いています。土曜日は一日5件の面談が立て続けに入り、宿泊対応や継続支援の調整も重なりました。日曜日は新規の宿泊2件に加えて、前日から対応していた方でイレギュラーな事態が発生し、東奔西走しながらの対応となりました。
この時期、朝日新聞デジタルに「せかいビバーク」の活動が取材されています。20〜30代の住まいを失った方々から、連日SOSが寄せられています。現在、都内66カ所の支援スポットを活用し、ワンストップの継続支援を実現しています。1月だけで実数41人の方に一泊の緊急宿泊支援を提供し、そのうち半分以上を継続支援につなぐことができました。
2/3(月)
朝日新聞の朝刊(社会面)にも取材・掲載いただきました。連日のメディア露出の影響もあってか、相談対応数が急増しています。
この日も新規の宿泊支援2件、さらに難しい状況の方を連携団体へお連れして調整。加えて、前日からの継続相談3組との面談をおこない、翌日以降の段取りを組むなど、フル対応の一日でした。
現場であらためて実感するのは、「住まいを失っている人」が本当に連日押し寄せているという現実です。
2/4(火)〜2/7(金)
2月初週も、住まいを失った方への相談支援が1日4件ペースで続いています。特にこの数日の冷え込みで、「一日くらいは野宿で頑張ろうと思ったけれど、無理だった」と話す方も増えてきました。
こうした方々を緊急宿泊でキャッチし、ご相談のうえ公的支援へ接続する流れが続いており、生活保護の申請同行も1日1件ペースとなっています。
またこの数日は、ご夫婦や友人同士など、世帯単位で路上や不安定な場所にいる方々に続けてお会いしました。お互いを支え合いながらなんとか踏ん張ろうとしているものの、その限界が見えつつある状況が伝わってきます。
金曜日は、一息ついたかと思いきや緊急のSOSが飛び込み、駆けつけ対応。無事にお会いし、宿泊先へご案内しました。

2/8(土)〜2/9(日)
土曜日の午前中は、すでに宿泊対応中の方を訪問し、食糧をお届けしつつ週明けの段取りを確認。夕方からは池袋相談会へ、継続支援の方をおふたりお連れし、連携団体と共に週明けの公的支援申請の段取りを相談しました。特におひとりは医療的なケアが明確に必要な方だったので、最初から精神保健福祉士のメンバーを入れて面談できたのはありがたいことでした。
日曜日は、一日で新規の緊急宿泊支援が4件、お会いしての面談は連続3件となり、東京の西から南を横断しての対応となりました。全員が20代・30代で、働き盛りの世代が住まいを失うことが普通になっていることに戦々恐々としています。
なおこの頃、寄付者が156名になりました。
2/10(月)
TOKYO MXの番組「堀潤激論サミット」に出演し、生活保護を取り巻く課題について現場の視点からお話ししました。
とはいえ、テレビ出演のこの日も、支援の現場は休むことなく動き続けていました。午前中からチームメンバーに3件の生活保護申請同行をお願いしつつ、自分は前日に緊急宿泊支援でつながった方の継続宿泊を調整。その後も宿泊先を訪問しながら、翌日が祝日ということも踏まえ、水曜日以降の段取りを組みました。
2/11(火)〜2/13(木)
火曜日は、朝一番から衝撃的な出来事でスタートしました。貧困ビジネスに巻き込まれ、警察も介入する騒動に発展した方が逃げてきたとの連絡を受け、急いでお会いしました。無事で何よりでしたが、状況を整理しながら、その日の宿泊と今後の相談の段取りを組むことに。加えて新規の緊急宿泊支援も1件対応しました。
水曜日も新たに1件の緊急宿泊支援をおこない、前日につながった方を連携団体の夜回り相談へお連れしてご相談。夜には落ち着いたかと思いきや、再び緊急宿泊の依頼が入り、慌ただしくホテルに手配の連絡を入れました。
木曜日は、宿泊支援を継続している方が新たな宿泊先へ移るためのサポートをおこない、その場でじっくりご相談。毎日次々と相談が舞い込むなかで、ここ数日の冷え込みがより一層厳しくなり、寒さをしのぐ手立てが急務になっています。
2/14(金)〜2/16(日)
金曜日は、宿泊支援を受けている方の宿泊先を訪問し、週明けの段取りを確認。必要な物資の買い出しにも一緒に出かけました。
土曜日は昼間こそ比較的落ち着いていましたが、夜8時過ぎに新規の宿泊対応が飛び込み、さらに10時以降には緊急宿泊でつながった方からSOSが入り、急いで駆けつけることに。対応が終わった頃には終電がなくなり、レンタル自転車で帰宅することになりました。
日曜日は、前日に宿泊支援をおこなった方をチームメンバーと共に訪問。並行して新規の宿泊対応も入り、ご相談のうえ翌日以降の段取りを組みました。
2/17(月)〜2/18(火)
週明けの月曜日は、週末に宿泊対応をおこなっていた方々から、無事に次のステップへ進めたとの報告を受けるところからスタート。その後、新規のご相談が相次ぎ、夕方には遠方から来たものの所持金が尽き、携帯電話も止まってしまったという方へ最寄り駅まで駆けつけ、直接お会いして対応しました。継続的な支援につなぐことができ、一歩前進です。
火曜日は、宿泊支援をおこなっているホテルとの長期的な調整を進めつつ、新たに緊急支援が1件。日を追うごとに寒さが厳しくなってきています。
2/19(水)〜2/20(木)
水曜日は、ここ半年以内に支援をおこなった方からの継続的な報告やご相談が2件。さらに、連携団体と協力し、シェルターへご案内する支援を1件実施しました。これで一日が終わるかと思いきや、夜9時過ぎに「居場所を失った」との緊急のご連絡があり、最寄り駅へ急行して対応。無事にお会いし、宿泊先を確保しました。
木曜日は、地域の困りごとに関するご相談を受けながら、支援リソースを探る時間に。しかし、夜の終電間際に前日対応した方から再びご相談が入り、今度こそ確実に安定できるよう、翌日以降の強固な段取りを組みました。
20〜30代で住まいを失う方々があまりに多く、毎日のように新規のご相談が寄せられています。この現状は決して「普通」ではなく、社会の可視化が足りていないと痛感しています。
2/21(金)〜2/23(日)
金曜日は、三連休前ということもあり、なんとか公的支援につなげようと奔走しました。申請同行が1件、継続支援が1件、新規相談が3件と、慌ただしく対応が続いています。
土曜日は、宿泊支援中の方おふたりを池袋の相談会にお連れし、公的支援申請の段取りを相談しました。

2/24(月)〜2/28(金)
この週も、新規・継続の緊急宿泊支援が毎日2件以上続いています。
特に月曜日は、スキマバイトの倉庫作業中に怪我を負い、ネットカフェで身動きが取れなくなった方をキャッチ。チームメンバーの看護師と医師が診察と応急処置をおこない、自治体議員の同行のもと生活保護申請をサポートし、無事に医療と制度につなぐことができました。スタッフ総出の対応となり、関わってくださった皆さまに感謝しています。
2月は、新規の「せかいビバーク」利用者が30人を超え、そのうち75%が再度ご連絡をくださり、伴走支援につながっています。トータルの対応件数は150件を超え、その95%が対面での面談支援となりました。
じわじわと支援のニーズが増加し、キャパシティが限界に近づくなかで、どう対応を続けていくかを模索しています。