せかいビバーク東京ゴールキーパー日記活動報告

住まいを失った初日に届く/過去3年の2〜3割が再相談/のべ105件・緊急宿泊26件:東京ゴールキーパー日記25/6/1〜6/30

SNS (https://x.com/dai46u )に投稿した、2025年6月1日~6月30日まで記録のまとめです。

6/1(日)〜6/5(木)

6月が始まりました。1日は3件(うち新規の宿泊支援1件)、2日は7件(新規宿泊2件)、3日は3件、4日は5件(新規宿泊1件)、5日は6件(新規宿泊1件)と、5日間で計24件のご相談に対応しています(いずれも速報値)。

ご相談者の大半が20代で、若者支援団体のスタッフと連絡を取り合いながら動く場面が続きました。就労中で「数日分だけ寝泊まりする場所が足りない」というケースが目立つ一方で、うまく軌道に乗ったという喜ばしい報告も届いています。

まだ詳細なデータは整っていませんが、過去3年以内に支援を利用した方のうち2〜3割が再び困窮し、再相談に至っている兆しも見えてきました。

夕暮れの街並み

6/6(金)〜6/13(金)

この8日間で対応したご相談は速報値で計23件、このうち新規の宿泊支援は7件でした。

20代の若者が初めて駆け込むケースが続いたほか、過去に一度支援を利用した方からの再相談もあり、公的制度への接続を進めました。また、長期にわたり路上生活を続けている高齢の女性から新たにご連絡をいただき、複数の課題を抱える状況をひとつひとつ解きほぐしながら支援先を探っています。

若年層が依然として相談の中心ですが、高齢で行き場を失った方へのアプローチも並行して必要になっています。梅雨入りが近づくなかでも、新規の宿泊支援は1日1件のペースで推移しており、住まいを失う人の流れが鈍る気配はありません。

曇り空の駅のホーム

6/14(土)〜6/22(日)

この9日間で受けたご相談は速報で28件。一日平均3件のハイペースです。そのうち7件は新規の宿泊支援につながりました。

ご相談者の中心は相変わらず20〜30代。日払いや週払いの仕事を渡り歩き、ネットカフェ暮らしを数年続ける方を隙間でキャッチする流れも変わりません。住まいを失った初日に「せかいビバーク」へたどり着いたケースも複数あり、アウトリーチが届いている手応えを感じました。

一方、地域福祉につながっていたはずなのに定着できず、転々とした末に緊急支援ネットワークで再び捕捉される方も少なくありません。状況は千差万別ですが、「流れ始める」プロセスには似通った壁があるのも事実です。そこを突破できず、同じパターンで取りこぼしてしまうと、本当に悔しい。それでも「次はこぼさない」を胸に、機動力と連携力を磨き続けたいと思います。

夜の街と木立

6/23(月)〜6/30(月)

コロナ禍の初期に出会ったものの、その後4年ほど移動を繰り返していた方々を「今度こそ」と複数、公的支援へつなぎ直しました。限られたリソースのなかでできることを尽くしつつ、どうか落ち着いた暮らしに届きますように、と祈る思いです。

6月をふりかえって

6月の相談対応はのべ105件。うち26人が「今夜、寝る場所がない」という状況で、緊急宿泊の対応をしました(いずれも対面ベース・速報値)。

対応は引き続き「1日1件以上」の水準ですが、前月よりは減少し、例年どおり夏の閑散期に向けた傾向に入ったと感じています。

ただしこれは、今日の宿泊費がなくても「一晩なら外で耐えられる」方が増えるというだけで、住まいを失う人が減ったわけではありません。路上で過ごせるか否かは、根本的な解決とは無縁です。実際、気温が再び下がる11月までは相談が細り続けるため、新たなアプローチが欠かせません。

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